カウント

2012/11/17

つり下げられたスピーカーの下でゆらゆら

打ち上げの最後はテーブルに残っていたお酒をいただいて、
ドラムのほりたさんとスタッフさんだけになり、ipodスピーカーの前でゆらりゆらりしていた。

こうして打ち上げで最後まで残るきっかけになった曲はこれ。
the band "the Weight" (ウッドストックの映像をチョイス)
僕は音楽を聴くようになったのが比較的遅い方で、音楽にそこまで詳しくない。
the bandがどこまで有名なのか分からないけど、このバンドと出会ったとき、まるで宝物を見つけたような気持ちだった。

あ、「わからないけど」、「だった」 とか
すこし喋り方が変わったかな。

そのthe bandについて話したのはこの打ち上げが初めてで、
好きなものを共有できる感覚が嬉しくて、最近飲まなかった酒が進んだ。

そのあとは、各々の好きな音楽を流しながら時間を忘れた。
掃除した後の床に袋ごとおつまみをこぼしたので、ばれないように拾った
最後にスタッフさんがこの前までやってた バンドのCDをもらって帰った。

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帰ってCD聴いたらすごく良かった。
そのスタッフさんがいかにユニコーンが好きだったかも少し分かる気がする。
またこれからバンドやってほしい。


2012/11/01

タクシーの天井

を眺めていたこと。

去年は仕事で終電を越えるとタクシーに乗って帰ることが多かった。
車内に入り、ドアが閉まった瞬間、全ての力が抜ける。
精神的、肉体的疲労からようやく解放される。
今日が終わった、と。
「運転手さん、ちょっと横になっても良いですか?」
という言葉を発する前に、すでに横になってしまっていたこともある。
そんな時に限って、運転手はこちらを向いて微笑えんでいた。

忙しない日々が過ぎ、過ぎ去った季節を思い、明日を思い、どこへ向かうのか。
タクシーの天井灯(OFF状態)を見つめながら、僕はこんな曲を聴いていた。


sparklehorseは僕が出会ったなかでも格別に素敵なバンド。
モーグやメロトロンなどのアナログ音にチェロやヴァイオリンなどの弦楽器の音が混ざり、上手く溶け合っている。
時に激しく時に心地良い、人間らしいバンドだと思う。
何度も聴いたからか、その時の自分がどこか共感を求めていたからか、
表現してた痛みも苦しみも喜びもこの人なりの幸福感も、十二分に伝わる。

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寒くなってきた。
鍋がしたい。